ペットを襲う恐い病気

愛犬の健康を守るためにも、しっかりコミュニケーションを取り、ちょっとした変化に気づけることで、病気を未然に防ぐことができます。
少しでも『おかしいな』と感じた時には、すぐに獣医師に診てもらいましょう!
■元気がない■
・その他の症状を調べる→感染症の疑いがある→動物病院へ

・散歩に行きたがらない
・散歩しても下を向いてつらそうに歩く
・好物を食べようとしない
→飼い主に冷淡にされた放置されている、他犬にケンカで負けたなど、心因性の理由がある
→スキンシップを多くするなど、ストレスを取り除く

■水を大量に飲む■
・食事の塩分が多すぎる→塩分を控え、様子を見る

・肥り過ぎ、多尿→慢性腎機能障害、糖尿病の疑いあり→動物病院へ

・痩せている、多尿
→アミロイドージスアジソン症、下垂体機能低下症甲状腺機能亢進症の疑い
→動物病院へ

・お腹が腫れている
→子宮蓄膿症、腹水症クッシング症候群の疑い
→動物病院へ

■水を欲しがらない■
・元気がない→様々な病気の末期、老衰→至急、動物病院へ

・元気なのに欲しがらない→食事の中の水分量が多い→心配いらない

■嘔吐する■
・1~2回吐いたが元気 食欲もある 熱はない
→様子を見て、改善しない場合は動物病院へ

・1日に何度も吐く
→胃内異物、胃腸疾患、泌尿器系の疾患、腸閉塞、レプトスピラ症中毒の疑い
→至急、動物病院へ

・食欲不振、下痢、血便を伴う
→パルボウイルス感染症の疑い
→至急、動物病院へ

・食欲不振、腹部が膨らむ陰部から膿が出る
→子宮蓄膿症の疑い
→至急、動物病院へ

・食後しばらくして吐く
→吐物が泡状、黄色の唾液、粘膜胃液、胆汁と半消化の食事血液が混じる
→胃腸炎、胃内異物腸閉塞、レプトスピラ症の疑い

・食後すぐ吐く
→食道狭窄、食道けいれん、右大動脈弓遺残症、巨大食道症などの疑い
→至急、動物病院へ

・吐く動作をするが吐かない
→胃捻転、胃内異物、心臓病フィラリア症の疑い
→至急、動物病院へ

■発熱■
・元気なく、食欲不振
→感染症、中毒、炎症性の病気の疑い
→至急、動物病院へ

・真夏の直射日光の中に長く放置、駐車した車に閉じ込めた
→熱射病の疑い
→至急、動物病院へ

■下痢をする■
・元気があり、食欲もある
→過食、脂肪分の与え過ぎ
→1~2回食事を抜いたり、量を減らして様子をみる

・一日に何度も下痢を 繰り返す水様性の便排便姿勢をしても便 が出ない
→腸内寄生虫(犬鞭虫、コクシジウムなど)食中毒、大腸炎コロナウイルス、感染症の疑い
→至急、動物病院へ

■下痢便に血液が混じる■
・粘膜や血液が混ざる
→大腸炎、出血性胃腸炎の疑い
→至急、動物病院へ

・激しい出血、粘膜の癒着したタール状の便
→腸内寄生虫(犬鞭虫)
→至急、動物病院へ

・緑色の下痢便、悪臭のあるトマトジュース上の便、激しい嘔吐
→パルボウイルス感染症の疑い
→至急、動物病院へ

・激しい下痢、黒っぽい血便
→急性胃腸炎の疑い
→至急、動物病院へ

■硬い便をする■
・硬い便→消化管潰瘍、大腸麻痺の疑い→至急、動物病院へ

・小石のような硬い球状の便
→嘔吐や食欲不振、排便の減少腹部のふくれを伴う腸閉塞
→至急、動物病院へ

■便秘をする■
・前立腺肥大、腫瘍、骨盤狭窄、会陰ヘルニア神経麻痺、巨大結腸症、衰弱の疑い
→至急、動物病院へ

・食事や環境などの変化があった運動不足
→2、3日様子を見る
→改善しない場合は動物病院へ

・カルシウムを与え過ぎ→骨など与える量を減らし、様子を見る

■尿が出にくい、出ない■
・急性腎不全の疑い→至急、動物病院へ

・排尿の姿勢はするが出ない、出にくい痛がる
→膀胱炎、尿道結石の疑い
→至急、動物病院へ

  ■尿の量が多い■
・膀胱炎、腎不全、尿路系の炎症の疑い→至急、動物病院へ

・水をよく飲む
→糖尿病、クッシング症候群子宮蓄膿症の疑い
→至急、動物病院へ

■尿の色がおかしい■
・尿路系の感染、結石前立腺炎、腫瘍の疑い
→膀胱炎の疑い

・コーヒー色、赤ワイン色(血色素尿)
→呼吸が荒いフィラリアの疑い
→至急、動物病院へ

・下痢や嘔吐→タマネギ中毒の疑い→至急、動物病院へ

・尿の色が濃→薬を飲ませている→心配いらない

・食欲不振、嘔吐下痢を伴う
→肝障害の疑い
→至急、動物病院へ

  ・濁った濃い色の尿や強い異臭
→膀胱炎の疑い
→至急、動物病院へ

■尿をもらす■
・膀胱アトニー、ホルモン不均衝の疑い→至急、動物病院へ

・喜んだり、興奮したときにする→→心配いらない