危険なペットフードとは?

子犬

「総合栄養食・このフードと水だけで健康維持できます。」と明記されているペットフードなのに、アレルギー性皮膚炎や人間の生活習慣病と同じ、ガン・糖尿病・心臓病・腎臓病・肝臓病・慢性疾患が何故急増しているのでしょうか?

昔はこのような人間と同じ病気は少なく、予防のワクチンや薬が普及されていなかったための病気などで死亡した動物が多く、予防が周知しはじめ動物物病院が増加しはじめた時期と、ペットフードの普及時期が重なり、動物が長生きできるようになったのがペットフードのおかげと多くの人が勘違いしているの です。
「アメリカ製のペットフードは昭和30年代半ばから輸入されていましたが、50年頃からの製品は、虫も湧かなくなったし、カビも生えなくなりました。いろんな添加物が入るようになったからです。それから犬や猫の病気が増えたのです。」

●ペットフードの安全基準とは?●
ペットフードは何を原料にしてどう作っても、法律上は罰せられることはないのです!!
ペットフード類には内容の表示義務がなく、安全に対する基準もなく、日本で販売されているフード・おやつ・ガムなどには日本独自の規制は全くといってよいほどなく、基準はアメリカで決められたものを使用しています。
人間の食品には、安全性を確保するための食品衛生法があり、牛、豚、ニワトリ等の家畜は、人間の食料となるため、その食餌には飼料安全法という法律があり、添加物の規制がなされています。
しかし、ペットの食餌は人間の食餌と関係がないこと=ペットは食用ではないので、人間に害が及ばないからなんら法律による規制がなく、野放し状態なのでとても恐ろしい限りです。

メーカー側が都合の悪い内容は明記せず、都合のよい事だけを明記できるのです。
ですから、添加物を使用していても明記をしなくてもよいので、入れたい放題が現状で、結果として利益の追求を第一とした、低コストで売れ行きのよい商品を競って製造・販売することになり、できるだけ安価な原材料を用い、質の悪さをカバーするための添加物を無制限に加え、パッケージのキャッチフレーズに工夫を凝らし、消費者を惹きつけることが可能なのです。

子犬



●どのようなフードに注意したらいいの?●
1 動物性脂肪を使用しているもの
2 大豆やトウモロコシを使用しているもの(材料が高品質で新鮮で全粒の材料ならば食べられる)
3 鶏肉類を使用しているもの(人間の食品基準を満たしていない粗悪な獣肉)
4 エトキシキン、BHA、BHT等を使用しているもの
5 塩、砂糖を添加しているもの 
6 賞味期限が明確ではなく1年以上のもの
7 素材に色々な色のついているもの 
8 並行輸入のもの

現在一番相談の多いアレルギー症状の80%はジャンクフードが原因と
あるので、食餌とサプリメントによる自然療法により改善された症例が
最も多く、「もっと早く知りたかった」と食餌の大切さを実感し喜んで
下さる飼い主さんが増えております。
しかし、一部の飼い主さんは、何でも食べればいいとジャンクフードを
与え続け、慢性疾患やアレルギーになって病院へ通い、薬漬けにして
何年も治らず、初めて食餌の大切さに気付く人も多いのです。

何故、そうなる前に食餌の大切さに気付いてくれないのでしょう?
あなたにとって、犬や猫は大切な家族の一員ではないのでしょうか?


本来では、病気になってからではなく、病気になる前の予防が一番大切
ですから、現在健康そうに見えていても、良質で安全な食餌をぜひとも
与えて頂きたいと思います。